一番恥ずかしいのは誰だ

経済同友会が出した首相の靖国神社参拝中止を求める提言に対して、小泉首相は「商売と政治は別」といった。これは「経済」ではなく「商売」といったことがポイントなんだそうだ。説明されてみれば、そのニュアンスの差は説明するまでもないな。
それに比べれば、朝日新聞共産党社民党の政治家が、お決まりの台詞として靖国参拝反対を唱え続けることは、ある意味筋が通っていて「恥ずかしい行為」ではない。
「恥を知る」という意識を失った時に国は滅びるという。今の日本には、経済同友会のように「恥」を知らないリーダーが、政治にも経済にも多すぎる。要するに、リーダーにはあの白州次郎の言う「プリンシプル」が必要とされているということだと思う。

そこで、最近自分が感じた「恥ずべき行動」を挙げてみる。

  • 母子を殺害した当時18歳の被告に、「かわいいと思って蝶結びにした」などと平気で言わせる弁護士
  • 「その理念に賛同して出資した」などと言っている日銀総裁

本人にどんな気持ちでいるのか問いただしてみたいものだ。


参考:文芸春秋2006年8月臨時増刊号 私が愛する日本 60ページ